WORK STYLE

同期キャリア座談会

同期入社、10年目。
私たちが歩むそれぞれのキャリアとは──

入社10年目という節目を迎えた同期の3名が、入社後それぞれが歩んできた道と自身の未来像を語り合いました。日常的に仕事のやりとりや同期としての交流をする間柄ですが、改めてお互いのキャリアを振り返ってもらいました。

これまでの10年を振り返って

~振り返り~

松窪:最初は都市開発部に配属されました。開発プロジェクトの事業推進を担い、非常にやりがいのある仕事でした。3年目にはプロジェクトの主担当として、経験やスキルが足りないながらも懸命に取り組みました。とてもいい経験ができ、やりがいと成長を感じる一方で、その先の自分のキャリアを考えた際に開発以外にもさまざまな経験を積んで幅広い知識やスキルを身につけたいと考え、異動願いを出していたところ、CREコンサルティング部に異動になりました。

深谷:入社して5年間、オフィス・住宅等の設計業務に従事し、さまざまな案件を担当しました。主担当をつとめた銀座の高齢者向け優良賃貸住宅ではCREコンサルティング部と連携しながら企画設計を手掛けました。
その後、そのCREコンサルティング部に異動し、今度は運良くその賃貸住宅を事業推進の立場で担当することに。ひとつの物件に設計と開発の両面から携わるという貴重な経験ができ、この案件で一皮むけた気がします。

久保田:私は入社してCRE推進室(現:営業戦略部)に配属されました。日土地はCRE戦略支援の先駆者だと聞いていたので、自ら希望し、その希望が叶っての配属でした。初めのころは法務局や現場に行って不動産調査をするなど、不動産実務の基本を経験しました。その後CREアドバイザリー第二部・日本土地建物販売で営業の最前線を経験、現在はビル営業部で自社オフィスビルのリーシングや賃貸仲介を担当しています。営業一筋ですね(笑)。

~印象的なエピソード~

久保田:一番印象に残っているのは、CREアドバイザリー第二部で鑑定評価を初受注したことですね。取引実績のない会社に営業を行い、その後も訪問を重ねていろいろな提案をしたのですが、なかなか案件受注には至らなかった。半年くらいたったある日、先方から電話があり、「久保田さん、鑑定評価の相見積もりに参加してみますか?」と言われました。手が震えて、慌ててメモを取ったのを覚えています。

深谷:そのお客様に声をかけていただいた理由は?

久保田:まずは覚えてくださったというのが大きかったのだと思います。訪問するたびに「日土地の強みはここです、こんなこともやっています。」と日土地ができることを訪問の度に紹介していたんです。それで、当社が鑑定をやっていることを覚えていただいたんですね。

松窪:あきらめないで、訪問し続けたことが実を結んだんだね。

久保田:それをきっかけに、そのお客様との取引は大きく発展していきました。その後、私は残念ながら異動して担当を外れたのですが、後任に引き継いでから取引は鑑定評価以外にもさらに拡大、のちにこのお客様との案件が社長賞を獲得することに。
その際にいろんな人から「この企業との取引のきっかけを作ったのは久保田だ。」と言ってもらえて、さらにお客様からも「久保田さんが最初に持ってきてくれた提案が始まりだよね。なかなか発注に至らなかったのに、よく何度も来てくれたよね。」というお言葉までもらって、営業冥利につきました。

深谷:成約した人間はもちろんだけど、きっかけを作った人間も評価してくれるのは日土地の社風だね。

松窪:そうだね。私もCREコンサルティング部で某大企業グループの大型物件にも関わったけど、長きに亘ってお客様を支援してきた先輩がいたからこそ仕事ができるということを痛感しました。自分もそうやって後輩たちに引き継いでいきたい。

日土地のキャリア支援

~ジョブローテーション~

松窪:日土地は事業領域が広いから、ジョブローテーションを通じてさまざまな専門知識やスキルを養うことができるのが魅力だよね。
深谷さんや久保田さんは、ジョブローテーションを通じて得られたもの、変化はありました?

深谷:設計からCREコンサルティング部に異動して、一番大きく変わったのは仕事に対する姿勢、取り組む気持ち。「お客様の資産を動かす責任感、使命感」と同時に、失敗できないというプレッシャーもある。もちろん自社物件の開発に対しても責任感はありますが、お客様の資産となれば重みが全く違う。手掛けた案件の成否がお客様の企業経営に大きなインパクトを与えるのだということを常に肝に銘じて仕事に取り組んでいます。私は事業推進という立場で工事期間中に定例会議に出席して、お客様と一緒に現場が出来上がっていく過程を見る機会が多いのですが、お客様が竣工時に涙を浮かべて「日土地さん、ありがとうございます。」と言われたときは一緒に泣いてしまいました(笑)。

久保田:すごくいい話だね。

深谷:久保田さんはどう?

久保田:CRE戦略支援では不動産に関する幅広い知識を習得できるし、社内外の人と力を合わせて仕事を進めていくなかで人のネットワークも広がりました。一方、自分の軸となり武器となる業務知識をより深く身につけたいと考えていたところ、ソリューション営業部やビル営業部への異動を経て、不動産の有効活用やビルのリーシングなどの専門的な知識やスキルを身につけることができました。
CREで得たネットワークとビル営業部で得た業務知識を組み合わせることで、仕事をうまく回せるようになってきたと思います。営業活動でもお客様の企業特性を考えて話を展開できるようになるなど、営業として成長できているなと感じます。

松窪:私は開発からCREコンサルティング部に異動しましたので、法人のお客様はこう考えたり進めたりするんだろうと思っていたものが、実際経験してみると全然違うとわかったことが大きかった。現場の最前線にいることで、マーケットやお客様のニーズがどう変化しているのかを直に感じられるのが営業の良さですね。今はまた開発部門に戻っているのですが、営業時代にしっかり生の声を聞いていたことが今に活きていると思います。

久保田:異動の時にお客様から「引き続き担当して欲しい」って言われたんだよね?

松窪:プロジェクトの途中だったので、「会社の事情もあるだろうけど、どうにかならないか?」と言われ、仕事を評価していただけたのかなと純粋に嬉しかったですね。

~制度・研修~

深谷:これまで同期の仲間とさまざまな研修に参加して気づきを得てこられたけど、個人では資格取得支援の制度もありがたかったです。私が受けた一級建築士の資格は受験にかかる費用も高額なので、会社から支援が得られるのは助かりました。

久保田:私は、不動産全般のさまざまなトピックスを修得する外部派遣研修(※)という制度を活用しました。参加者は同世代の不動産業の方々や一般事業法人の不動産担当の方々で、月2-3回のペースで半年間講義が開催され、講義の後には交流会もあります。松窪君が行っていたので私も刺激を受けて、参加しました。普段の業務だけでは得にくい知識や出会いがあって、視野が広がりました。

松窪:会社を離れてネットワークを広げられる機会ってなかなかないから貴重だよね。
私は一昨年、部署に配属された新入社員の教育担当者として指名され、人を育てる立場を経験しました。人によって適性や特性があるので、あまり自分の一方的な考えだけでこうするべきと言うのはよくないと思っています。出来るだけ自由度を高く、自分の頭で考える環境をつくることが大事だと。でも、新入社員に広く任せる環境を与えるのは教育担当者として難しい。自分でやった方が早いし、お客様に迷惑かけるかもしれない。だけど、あえてやらせてみることが大事だと思う。人に教えることで自分も学びましたね。

※外部派遣研修は会社の研修制度のひとつ。
公募制で申し込み、書類審査や面接などの選考を経て、通過した人が研修に派遣される。

~成長を支える風土〜

松窪:こうして振り返ってみると、それぞれが色んな経験を積み重ねて成長してこられたって思うけれど、周囲の協力無くしてはここまでの成長はできなかったよね。

久保田:本当にそう思う。特に若手社員の頃は周囲から受ける影響が大きいですよね。例えば、私にとっては、ある先輩の一言が成長のきっかけになりました。入社2年目で仕事にも慣れが出てきたころ、担当していた企業の本社売却をメディアを通じて知る機会がありました。その際、そのことに特に反応を示さなかった私に対して先輩から「何も感じないの?もしそうなら営業に向いてないんじゃないかな。」と厳しい一言が。それを機に、それまで仕事を「他人事」としてやっていたんだと痛感し、仕事への姿勢を変えるきっかけとなりました。苦い思い出でもあるけれど、今となっては感謝しています。

深谷:私は共働きで子育てをしながら働いているけれど、前にも増して成長できていると実感しています。オンとオフをしっかりコントロールできて家族との時間をしっかり確保できるから、日土地で働いている時間を濃厚にできる。日土地はお互いへの理解や配慮が大きい会社だと思います。例えばそれは仕事への理解だったり、子育てへの理解だったり。自分のペースで仕事を組めてメリハリをつけながら挑戦し続けられることによって自分の成長を加速させてくれる環境があると実感しています。

さいごに

~若手社員への期待~

深谷:仕事で発揮できる自分だけの「武器」を身につけてほしいです。それらは不動産や建築に関する専門知識のみならず、営業力や関係者との調整力など、さまざまあると思います。日土地は「総合不動産会社」ならではの多様な知識や魅力を持った先輩、上司がたくさんいますし、ジョブローテーションを通じて自然とスキルが身につく環境が整っていると感じます。若手の皆さんと仕事を通じてお互いに切磋琢磨しながらスキルアップできることを期待しています。

久保田:「発信し続けた者に、情報は集まってくる。」入社して初めて営業に就いた際に言われた上司の言葉です。
目の前の案件に限ったことだけじゃなく、自分の考えややりたいこと・キャラクターを社内外にどんどん発信してみてください。途中で変わってもいいし、間違ったっていい。発信し続けることで、いろんな意見・アイディアが集まってネットワークがどんどん広がっていきます。それはきっと短期的にも長期的にも、自分の財産になるはず。
一緒に面白い仕事、しましょう!

松窪:若手の皆さんの武器は、しなやかさと将来への可能性だと思います。無駄な経験はひとつもないので、アンテナを高く、何事もフットワーク良く取り組んで欲しいです。そして、お客様や社内外の方々、そして社会に喜ばれる仕事を優先して、各自が創意工夫し取り組んでもらいたいです。私もまだまだこれからなので、ともに刺激、協力しあい、誇れる仕事をしていきましょう!

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