先輩社員が語る総合不動産業という仕事

鑑る 鑑定部 仲肥麻衣さん 2009年度入社 法学部
多くの先輩鑑定士のサポートで、実務修習をクリア。「総合不動産業」ならではの、他部門とのコミュニケーションが鑑定精度を上げる。
入社の動機 偶然知った不動産業の魅力 日土地なら「リアル」な鑑定士になれる

大学生協の棚に置かれた、各種資格のパンフレット。「私も何か資格を」と思って見ていたとき、「これはどう?」と勧められたのが不動産鑑定士でした。不動産は未知の分野でしたが、勉強を始めてすぐその魅力に気づきました。土地はマンション、オフィス、店舗など、何を建てるかで集まってくる人も街の雰囲気も変わります。様々な可能性を秘めた不動産業は、何と夢のある仕事だろうと思い、不動産鑑定士になるための勉強にも集中できました。
2008年11月、鑑定士試験に合格した私は、就職説明会に出席するため関西から上京しました。説明会では不動産鑑定が専業の会社も参加していましたが、鑑定以外の部門でも働くことができたら、実際のマーケットを知る「リアル」な鑑定士になれると考えたので、日土地に一番の魅力を感じました。総合不動産会社で、開発から仲介まであらゆる事業を手掛けており、しかも不動産鑑定士資格の保有者数が業界トップクラス。全社員の約1割が鑑定士、という会社は他にあまりありません。この会社なら、「リアル」な鑑定士になれる、と思ったのです。

現在の業務内容 対象物件をいかに追求できるかが鍵 次につながる鑑定評価を目指す

入社以来、鑑定部に所属しています。依頼されるお客様の目的は、売買価格の参考や担保評価、証券化不動産の時価開示などさまざまで、幅広く実務を経験しています。評価の対象物件は都心のオフィスビルやマンションから地方の工場、リゾート・レジャー施設まで多岐にわたり、しばしば出張もあります。
鑑定作業の前半は、役所で法規制などを確かめ、その街の不動産会社で情報を集めるといった個人で行う調査です。その不動産をいかに追求できるかが評価書の精度に表れるので、締め切りに追われながらも深く調べなければなりません。次に、調査したデータを基にあらゆる角度・視点から不動産を分析し、先輩や部内の審査グループの方々の協力を経て評価額を算出し、算出した価格を上司に報告して、鑑定評価書ができあがります。物件について深く調査し、お客様の疑問に丁寧に答えることにより、引き続き売買も当社にご依頼いただく、次回の鑑定もご指名いただくなど、次につながるのはうれしいことです。
売買の参考を目的とした鑑定では、後で必ず「答え合わせ」があります。多くの場合、実際の売買で「答え」が出ます。これが鑑定業務の面白いところでもあり、緊張するところでもあります。仲介部門の人たちは、鑑定部の評価を信頼して営業してくれます。それは心強いのですが、思わぬ事情が発生することもあり、実際にいくらで売買されたのかを知るのは、やはりドキドキしますね。
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これまでを振り返って 「東京」がわかるようにひたすら歩いた 先輩鑑定士に支えられた実務修習

入社当時、上京したばかりの私には東京の土地勘がありませんでした。まずは東京の地理が分かるようにと上司から都内の案件を任され、先輩の指導のもと都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)内をひたすら歩いた思い出があります。
不動産鑑定士の試験に合格しても直ぐに鑑定士になれるわけではなく、1~3年間の実務修習が必要になります。そんな私のために、先輩社員が指導鑑定士として実務の細部までしっかり教えてくれました。実務修習中は多くの課題を提出しなければならないのですが、仕事の合間に提出課題のチェックもしてくれました。
そのおかげもあり、入社3年後の2012年春、不動産鑑定士に登録されました。登録後は、お客様への面会から評価書の納品まですべてを任せてもらえるようになり、日々やりがいと責任を感じています。

私にとっての日土地 大勢の先輩から学ぶ広い視野 「総合不動産業」ならではの、部門を超えた情報が鑑定精度を上げる

写真日土地には不動産鑑定士の実務修習をバックアップしてくれる体制があり、これまでの修習生は100%が実務修習に合格しています。また多くの先輩鑑定士から様々な考え方や意見を聞くことができるので、広い視野を持つことができます。先輩方は聞くだけでなく、経験が浅い私の意見にも耳を傾けてくださり、とても風通しがよい会社です。
そして日土地の鑑定部が鑑定業務専業の会社と大きく異なるところは、やはり社内の色々な部門にヒアリングできるところでしょう。総合不動産会社なので、部門を超えた現場の生の声をタイムリーに聞くことができるし、情報の蓄積もあります。そうしたものが鑑定評価書の精度の向上や仕事のスピードアップにつながり、日土地の看板のひとつである鑑定能力を高めていると思います。


3年後のビジョン 最前線での鑑定評価と実取引の経験で不動産の可能性を伝えられる鑑定士になりたい

ベテラン鑑定士は、地名を聞けば賃料や土地の価格相場などがわかります。その知識量には驚かされます。また特殊な物件には見るべきポイントがあり、それは経験を積まなければわかりません。さらにお客様とやりとりする機会が多いため、金融や会計、税金についても知っておくべきことがあります。私が先輩方に追いつくためには、最前線で鑑定評価業務をこなしながら、知識と経験をどんどん身につけていかなければならないと感じています。
そして、やはり私自身は「リアル」な鑑定士になりたい、と思っています。不動産取引の最前線の現場である仲介業務を経験し、実際の取引をよく知りたい。そうすれば、よりシビアな目線で鑑定することができるようになるでしょう。日土地ではそれができます。実際に不動産が売買される場面を見ることで、学生時代に出会った「夢のある仕事」、不動産の可能性を伝えられる鑑定士になるという道も近づくだろうと考えています。

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