PERSON

都市開発の最大の魅力は、
担当した案件が形に残ること。
新たに誕生した「SENQ青山」が
どんな展開を見せるのかが楽しみ。

MAKOTO ARIMURA

有村 亮

都市開発事業部
2004年入社


仕事

都市開発事業部は賃貸用のオフィスビルを開発するセクションです。用地取得や建替検討に始まり、事業企画の立案、設計・工事工程の管理、入居者による内装工事の管理といった竣工までの一連の業務をマネジメントします。
小規模なオフィスビルから再開発による大規模複合ビルまで、開発対象となる案件はさまざまです。
そのなかで私は「京橋イーストビル」や「ラティス青山スクエア」といったプロジェクトを担当してきました。

──どのような就職活動をしましたか?

子供の頃から家族旅行で訪れる街の景観や建物を見ることがとても好きでした。
そんななか、生まれ育った街の中心市街地が郊外開発により徐々に空洞化して、魅力を失っていく様子に衝撃を受け、その経験から都市計画への関心が高まり、大学は建築学科に進学しました。大学時代は都市計画や防災計画を中心に学びました。就職活動で設計事務所やゼネコンでなく、不動産デベロッパーを選んだのは、「どのように開発し、街や建物を造っていくか」という意思決定ができるためです。また、不動産会社であれば、建物竣工後も街づくりや建物の運営管理など、長期間に亘って携わることができます。
多くの不動産デベロッパーのなかで日土地を選んだのは、OB訪問や面談時の「人」への印象です。こちらの話を真剣に聞いて下さる方ばかりで、対話を大事にしている印象があり、「安心して働くことができる会社だ」と直感して決めました。結果、内定から入社まで何ひとつ不安なく過ごすことができ、非常に満足出来る就職活動となりました。

──「ラティス青山スクエア」の前身、「ラティス青山」は相当話題の物件だったとか?

「ラティス青山スクエア」は、当社が所有していた「ラティス青山」と隣接していた都営住宅との敷地共同化による建替事業です。
「ラティス青山」は、2004年に築38年のオフィスビルをSOHO住宅にコンバーション(用途転換)し、約10年運営したビルです。当時、国内最大級のコンバージョンとしてメディアからも多く取り上げられ、非常に反響を呼んだプロジェクトでした。このビルの建て替えを担当することには、大きなやりがいと責任を感じました。
隣地との敷地共同化により地域での存在感は大きく向上します。「ラティス青山」の個性を残しつつ、魅力的な複合ビルを企画することに邁進しました。
具体的には、人の流れを引き込む魅力的なエントランスを形成するため、建物内に2層吹き抜けの貫通通路を設け、カフェや飲食店舗を誘致しました。また、青山のファッション性を意識し、外観にダブルスキンのガラスカーテンウォールを採用することで、高い快適性を確保しながら上質で透明感のあるデザインを実現しました。

──「ラティス青山スクエア」の2階に「SENQ青山」が誕生した経緯は?

「ラティス青山スクエア」の企画段階において、「ラティス青山」のコンセプト「CREATOR’S VILLAGE」を継承したクリエイティブなスモールオフィスの設置を検討していました。共用の会議室や外気に面した心地の良いオープンスペースを備え、館内のクリエイターやオフィスワーカーとの交流を誘発する仕組みづくり。それが結果的に「SENQ青山」として新しい展開に繋がりました。「SENQ(センク)」とは、ベンチャー、起業家、クリエイター、エンジニアなどをターゲットとしたコンセプト型のコワーキングオフィスです。日本を動かす先駆者がオープンイノベーションを加速させる場として、「オープンイノベーションオフィス SENQ」と呼んでいます。
同時期に企画が進行していた「京橋エドグラン」でも、街づくりの観点から同様にスモールオフィスやコワーキングスペースの設置を検討していたこと、更には社内の新規事業担当者も同様の検討を進めていたことから、各担当者で連携して新規事業「SENQ」の企画を立案しました。
「SENQ」は現在、青山、京橋、霞が関に開業しています。「SENQ青山」は2017年2月にスタートしたばかり。今後どういう展開を見せていくのか私自身も大変楽しみです。

仕事相関図

──不動産開発におけるプロジェクトマネージャーの醍醐味は?

開発の最大の魅力は、担当した案件が形に残ることです。共同事業者、設計者、施工者、管理者などのメンバーと協議・調整を積み重ね、さまざまな問題をひとつずつクリアしながら開発業務を推進します。関係者の利害が両立しない局面も多いなか、プロジェクトマネージャーとして関係者を纏め上げ、方針を決定していく必要があります。プロジェクトマネージャーの判断が遅れることは、事業スケジュールの遅延に直結します。また、ひとつひとつの判断がビルとして形に残ってしまうので、後悔が残らないよう常に最善を尽くします。責任や重圧はありますが、その分とてもやりがいがあります。また、プロジェクトを通して同じ目標に向かう社内外のメンバーとは、強い信頼関係が生まれます。それは私にとって大きな財産です。当社だけでは実現しない大きなプロジェクトを、他社の方とチームを組んで進めていくことも、開発の醍醐味のひとつであると感じています。

──入社以来一貫して開発業務に携わってこられましたね?

そうですね。これまでずっと、お客様に満足いただける「日土地らしいオフィスビル」の開発を目指してきました。尊敬する先輩方が作り上げた「ラティス青山」があり、そこから「ラティス青山スクエア」や「SENQ青山」へと展開していったように、少しでも新しいことを積み重ねて日土地のオフィスビルの可能性を広げていきたいと思います。
開発以外にも、将来的には管理運営業務を通じ、実際にビルを利用する方の生の声を聞くことや、お客様の誘致活動(テナントリーシング)にも携わってみたいですね。建物が好きでこの仕事に就いたので、自社ビルのアピールやテナントとのリレーションを通じて、積極的にお客様と接点を積み重ねていくことを経験したいです。

──オフはどんな風に過ごしていますか?

夫婦共働きで子どもがまだ小さいので、子どもと一緒に遊ぶことが中心ですね。私が担当したビルの飲食店に家族で食事に行くこともあります。また体を動かすことが好きなので、毎週フィットネスクラブ通いは欠かしません。余談ですが、担当した案件でフィットネスクラブの開発に携わったこともあります。

──社内には有志による面白い活動があるとか?

社内には「ゴルフ」や「自転車」、「スポーツ観戦」など共通の趣味を持つメンバーによる集まりにはじまり「出身地」や「住んでいる沿線」のメンバーで集う懇親会まで、書ききれないほどの多様な懇親会があります。私が参加する「両毛会」は栃木県と群馬県の出身者で構成される懇親会で、参加者の年次も幅広くOBの方も参加するほどアットホームで楽しい会です。年に1、2回開催されるのですが、大抵はお酒を飲むのがメイン。故郷の話に花が咲いたりして、楽しい時間を過ごせます。

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