CRE最前線!

2010/8/31 UP

1.「低炭素社会」の実現に向けた東京電力での取組み

Question

東京電力という電力をつくり供給する会社としての低炭素社会への取組みについて教えていただけますか。

Answer

東京電力にとっての最大の使命は、電力の安定供給だと考えています。電気をつくり続ける企業として、常に地球温暖化防止、低炭素社会と環境への貢献を考え続けています。

ご承知のように、火力発電所はCO2の排出量が多い施設です。環境のことを考えれば、クリーンな原子力発電をさらに推進していくことが重要だと考えています。そうした中、平成19年7月の新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の停止は、大変な痛手でした。柏崎刈羽原子力発電所は、総出力820万キロワットという世界最大の出力を誇る原子力発電所です。まさに、北海道全体で使われる電力の1.5倍を供給することができる出力です。

柏崎刈羽原子力発電所が休止している間は、火力発電所から電力の不足分を補っていますが、環境対策という意味も含めて、現在一日も早い柏崎刈羽原子力発電所の完全復旧に取り組んでいます。

また一方で、火力発電所においても、熱効率を上げて高効率化することによってCO2排出量の削減に向けた取組みを行っています。従来の火力発電所の熱効率は約40%ですが、2009年から稼動している川崎火力の1号系列では熱効率が59%となっています。2016年の営業運転を目指している2号系列では熱効率61%を予定しています。熱効率が高いということは、同じエネルギーの投入量でより多くの電気をつくれるということです。つまり、省エネ、CO2排出量削減に繋がるということになります。

さらに東京電力では、さまざまな新エネルギー導入の取組みを行っています。たとえば、川崎市臨海部および山梨県内において、太陽光発電施設であるメガソーラーシステムを運用しています。また、羽田空港ではターミナル内で使用する電気を供給する太陽光発電会社を三井物産と共同で設立しました。

伊豆半島の東伊豆町では、1万8,000キロワットを供給する風車による風力発電所を地元自治体と共同で計画中です。その他、バイオエネルギーなどにも取り組んでいます。これからは、原子力、火力、新エネルギーなどさまざまな発電所を併せて使っていくベストミックスの発想が求められると考えています。

<図1 「低炭素社会」の実現に向けた東京電力の取組み>
「低炭素社会」の実現に向けた東京電力の取組み
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