CRE講座

2012/11/15 UP

「過年度遡及会計基準」と実務上の留意点について

1.はじめに

平成21年12月4日付で、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(以下、「過年度遡及会計基準」という)およびその適用指針が公表され、平成23年4月1日以後に開始する事業年度の期首以後に行われる会計上の変更および誤謬の訂正から適用されています(下記表)。

表に示されているように、会計方針の変更、表示方法の変更および誤謬の訂正の3つについて、過去の財務諸表に遡及して、変更後の会計方針を適用したり、前期の財務諸表の組替えをしたり、誤謬の訂正を行う場面が生じ得ます。

会計基準における用語 会計上の原則的な取扱い
会計上の変更 会計方針の変更 遡及処理する(遡及適用)
表示方法の変更 遡及処理する(財務諸表の組替え)
会計上の見積りの変更 遡及処理しない
過去の誤謬の訂正 遡及処理する(修正再表示)
太田 達也(写真)
【講師】 太田 達也(おおた・たつや)
新日本有限責任監査法人・公認会計士
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