CRE講座

2008/5/1 UP

不動産における「環境」の価値を考える研究会が発足

1.本稿執筆にあたり

本稿執筆にあたり、“CRE戦略コンサルティング方法論”検討の経緯を先に述べておきたい。

“Corporate Real Estate Management Promotion Consortium”(以下、CRECと言う。会長:株式会社三井物産戦略研究所 代表取締役社長 寺島実郎。URL:http://www.jCREc.org/)は、“これまで若しくは今後の企業と不動産を取り巻く環境変化(不動産関連会計制度の改正、不動産活用手法の多様化、不動産価値が株主価値に与える影響の顕在化、企業における不動産役割の複雑化等。図1-1参照。)に対応したCREマネジメントを整備・普及・促進することにより、CREマネジメントへのニーズにワンストップで対応することで企業価値の最大化に寄与する活動を展開すること”を目的として、会計、不動産、建築、情報、金融等を専門とする有志企業により2007年1月設立された。

アビーム コンサルティング株式会社(プリンシパル関節、シニアマネージャー 若林俊一郎)は、CRECに理事企業メンバーとして参画するとともに、2007年4月よりCRE戦略コンサルティング分科会長として活動している。そして、CRE戦略コンサルティング分科会では、分科会参加企業メンバーとともに、幾多の分科会、会合を開催し、CRE戦略コンサルティング方法論に関する事例研究、原案作成、ディスカッションによる同案のブラッシュ・アップに取り組んで来た。その成果の概要は、2007年10月16日開催のCREC主催セミナーにおいて本稿筆者により報告されている。(同セミナーの概要については、上記CRECホームページを参照。)

本稿は、上記CRE戦略コンサルティング分科会での成果を始め、Business Process Re-engineering(以下、BPRと言う。)やバランス・スコアカードと言った経営コンサルティングに関する筆者の知見を踏まえ、CRE戦略コンサルティングをどう考えるべきか、どう進めるべきかの方法論について、筆者の考えをまとめたものである。

経営戦略論や経営組織論では、企業の於かれた外部・内部の環境変化に応じて、適切な理論体系や重要視される変数が異なってくるが、本稿で述べるCRE戦略コンサルティング方法論についても同様なことが言え、現代の日本の大企業の標準的な姿をイメージして理論構築を行っているが、本稿以外の方法論へのアプローチ方法も十分に成立し得るものであり、今後さらに、改善の余地があるものであることを予めお断りさせて頂きたい。

本稿は3回に分けて掲載されるが、今回、第1回目は、読者にCRE戦略の全体イメージを掴んで頂くために、CRE戦略の全体像、CRE戦略のマネジメント・サイクルについて概要を説明したい。

図1-1 企業と不動産を取り巻く環境変化と対応策
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