CRE講座

2009/7/1 UP

第1回セミナー 国際会計基準の歴史

1.これまでの日本の動き

1990年代の半ばまでは、日本の会計制度は国際的調和に対して積極的ではなかったと言える。あまり目ぼしい改正も行われていなかったと思われる。国際会計基準(IAS)は、後で説明するように、1973年から順次作成が開始されているが、1990年代半ばまではほとんど意識されていなかったものと考えられる。

ところが、1990年代の半ば以降、国際的調和に向けた動きが顕著となった。それは、橋本政権のもとで金融ビッグバン構想が取り上げられたことと関係している。東京市場をニューヨークやロンドンと並ぶ国際金融市場とするために、規制緩和および撤廃、会計制度を含めた法制度の整備、ディスクロージャーの徹底に向けた取組みに係る方針が表明された(1996年11月・所信表明演説より)。

この所信表明を受けて、企業会計審議会の組織は改編され、その後において次々に意見書が公表されることになった。連結財務諸表制度の見直し、金融商品会計の導入、税効果会計の導入、退職給付会計の導入など、国際的な会計制度との調和という方向性が明確になった。しかし、国際会計基準は、2001年4月にIASBが発足するまでは、世界的にスタンダードな基準としてそれほど認知はされていなかった。現在のように、国際会計基準が世界共通のスタンダードとして認知されるようになったのは、IASBの努力によるところが大きいと言われている。

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