CRE講座

2007/3/1 UP

第1回セミナー 企業不動産=CREとは何か

減損会計の導入をはじめとする不動産にかかわる会計制度の変化によって、企業経営の中で不動産を特に意識せざるを得なくなった。そうした中、企業不動産に注目した経営戦略が脚光を浴びつつある。これは企業不動産の投資効果を上げることを通じて、企業価値を向上させることを本旨とするものであり、したがって企業不動産の効率的運用が企業のステークホルダーに対する責務となりつつある。一方で、不動産を取り巻く環境が多様化しており、企業における不動産の役割も複雑化しているため、企業不動産に関する諸問題に企業が直面せざるを得なくなりつつある。

最近、さまざまなところでCREという言葉を聞くようになった。CREとはCorporate Real Estateの略で、企業が事業継続のために使用する全ての不動産を含む概念である。

欧米ではCRE専任担当の役員が企業不動産を統括するケースが多く見られ、日本でもグローバル企業を中心にこうしたCREに対する役割期待が高まっている。

ほとんどの企業にとって最大の固定資産である不動産資産の有効活用やその量の適正化、業務効率の向上などの観点から、戦略的に資産の保有(投資)形態や管理手法を見直す「企業不動産(Corporate Real Estate:CRE)戦略」の立案・実施などが進展してきている。

CREを企業価値の向上につなげていくためには、まず、不動産情報を整理し、それらの不動産の役割を明確にし、戦略を構築する。次にCREに対して戦略に従ったアクションプランを実行し、その結果をモニタリングして、実行の効果が得られているかどうかを検証する。このようなステップを経ることが必要となるという点は、最初に強調しておきたい。

1.企業不動産(CRE)とは何か

CREは我が国では馴染みが薄いが、欧米のビジネス界やビジネススクールにおいて一般的に使われている用語である。企業によっては事業に必要な不動産をリースによって調達する場合もあるが、これももちろんCREに含まれることになる。

 

具体的に言えばCREには次のようなものが挙げられる。

○事業の用に直接利用されているもの
工場、店舗、本社、支店、営業所

○事業の用に直接利用されていないが間接的に効用をもたらすもの
研究施設、研修施設、社宅、寮、福利厚生施設など

○その他事業に関連して保有または賃借している不動産
駐車場、遊休地など

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